食生活と健康(低炭水化物)
健康的な食生活とは一体何でしょうか?
朝食論争の記事にも書きましたが、食生活というのはトータルで考えるべきもので、例えば朝食だけを切り取って是非を論じるのはナンセンスだと思います。
そんな私でも「低炭水化物」の食生活は実践しています。
私は胃が弱いため白米を食べると胃がもたれるので、自然にそのような食生活になりました。
パンやイモ類などは食べるので、厳密には「低炭水化物」の食生活というより「米抜き」の食生活と言った方が正確かもしれません。
「米抜き」の「低炭水化物」食生活の実践
炭水化物の善悪についての論争が盛り上がってきたのは、朝食の善悪についての論争などに比べると比較的最近のことだと思います。
私の知る限りでは、炭水化物の善悪についての科学的な決着はついていないので、全く炭水化物を取らない「完全な炭水化物抜き」という食生活はリスクが高いと思っています。
ただ、炭水化物を控えめにすることが、自分の体質には有効だと思って継続しています。
私のように胃の弱い人間(会社の健康診断で毎回「胃炎」と出ます)にとっては、炭水化物(特に米などの穀物)のように消化に時間がかかるものは食べ過ぎない方が良いのだと思います。
ですから、胃が丈夫で消化力の強い人にはあまり当てはまらないかもしれません。
米のご飯を食べると胃がもたれることには以前から気がついていました。特にお餅を食べると胃が苦しくなるので正月でもお餅は一切食べません。
パンも穀物ですがパンを食べてもあまり胃がもたれません(たくさん食べればもたれます)。
イモ類やカボチャは好きなので食べますが、白米ほどでないにしろ食べ過ぎればもちろん胃もたれします。
日本人は米にこだわり過ぎ?
日本人の食事は白米中心に考えられていて、実家にいても外食でも白米がつきものです。
カレーライスは大好きなので良く食べていましたが、必ず食後は気分が悪くなっていました。米と脂の組み合わせは胃に相当な負担がかかります。
日本人なら誰でもそうですが、子供のころから白米中心の食生活を送ってきたために、白米なしの食事がなかなかイメージできませんでした。
そのため一人暮らしを始めてからも、一生懸命ご飯を炊いていました。
「低炭水化物」という言葉が知られるようになってからは、必ずしもご飯を食べなくても良いということに気付かされたので、ご飯を炊くのをやめたところ、とても楽になりました(気分的にも労力的にも)。
今では、白米を食べるのはお寿司を食べるときぐらいです(数ヶ月に1回あるかないか)。
玄米なら体に良いといわれますが、消化に悪いので胃炎の私には向きません。
日本人にとって米は特別といわれますが、私にしてみれば日本人は米にこだわり過ぎのように思います。食べなければ食べないで問題ありません。
白米を食べる習慣がなくなったので自然と低炭水化物の食事になっています。
麺類は、時々ソバを食べるぐらいで元々あまり食べないですし、パンはお昼に食べるぐらい、イモ類やカボチャは好きですが付け合わせ程度に食べる程度です。
いずれも米に代わる主食にはなりません。
ダイエット効果はあるのか?
低炭水化物の食事にする人は、そもそもダイエット目的の人が多いと思います。
私自身は低炭水化物の食事にしても体重は特に変わっていません。
ただ、私はもともとの食事量が普通の人より少ないと思うので、低炭水化物の食事にダイエット効果があるかどうかについては明確なことは言えません。
若者中心に日本人の米離れが進んでいるとのことですが、まだまだ日本人の食事は白米を中心に組み立てられています。
食事から白米を除いてみるといった発想の転換をすれば、日本人の食生活はもっと自由になるように思います。
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